バランスボールが欲しいと思っても、さまざまな種類やサイズが販売されています。どのバランスボールを選ぶべきか、迷う人は多いです。
この記事では、失敗しないバランスボールの選び方を紹介します。記事を読めば、自分に合ったバランスボールを簡単に見つけられます。
失敗しないバランスボールの選び方
バランスボール選びに迷った時は、以下の5つのポイントを基に選ぶと良いでしょう。それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
サイズ
バランスボールのサイズ選びは重要で、身長に合わないサイズを選んでしまうと、正しい姿勢を保つことが難しくなり、トレーニングの効果が半減してしまいます。バランスボールのサイズは一般的に以下のように分けられます。
- 45cm:身長140cm以下の方向け
- 55cm:身長140cm~165cmの方向け
- 65cm:身長165cm~185cmの方向け
- 75cm:身長185cm以上の方向け
自分の身長に合わせて、適切なサイズを選ぶことが大切です。
材質
バランスボールの材質は、使い心地や耐久性に直接影響するため、選び方の重要なポイントとなります。バランスボールの主な材質としては、PVC(ポリ塩化ビニル)が使われています。PVCは弾力性と耐久性に優れ、汗や汚れに強いため、長期間の使用に適しています。
ただし、PVC製のバランスボールは摩擦熱で破裂する可能性があるため、使用時のケアが必要です。化学物質の一種であるPVCが体に悪影響を及ぼす可能性もあるため、無添加や無毒性を謳っている製品を選ぶと安心です。
耐荷重
バランスボールの耐荷重とは、ボールが支えられる体重のことを指します。耐荷重が低いと、使用中に破裂する危険があります。バランスボールの耐荷重は一般的に200kg~300kg程度とされています。
自分の体重だけでなく、トレーニング時に加わる重力も考慮に入れて、余裕を持った耐荷重の製品を選ぶことが大切です。
安定性
バランスボールは、不安定な状態で体を動かすことで、体幹を鍛える運動器具です。しかし、初心者や高齢者など、バランスを取るのが難しい方は、安定性の高いボールを選ぶと安心です。
例えば、底面が平らになっていて転がりにくいボールや、専用のホルダーが付属しているボールなどがあります。表面に凹凸があるボールは、滑りにくく安定性が高いです。
価格
バランスボールは、価格が幅広く、数千円から数万円まで様々です。価格が高いほど、材質や耐荷重、安定性などの品質が高い傾向があります。
しかし、初めてバランスボールを使う方や、あまり頻繁に使用しない方は、低価格のものでも十分な効果が得られます。自分の使用頻度や目的に合わせて、適切な価格の製品を選ぶことが大切です。
代表的なバランスボールのブランドと特徴
バランスボール選びにおいて、各ブランドの特徴を理解することは重要です。以下では、代表的なバランスボールのブランドとその特徴について詳しく説明します。
トレック(Trek)
トレックのバランスボールは、耐久性と快適さを追求した製品が特徴です。素材にはPVC(ポリ塩化ビニル)を使用しており、その耐久性と同時に肌触りの良さも魅力となっています。
トレックのバランスボールは、エクササイズやストレッチ、座るためのボールとして使用されます。サイズ展開が豊富なのも特徴で、自分の身長や用途に合わせて選ぶことができます。
ルキット(Lookit)
ルキットのバランスボールは、デザイン性と機能性を兼ね備えています。特にカラーバリエーションが豊富で、自分の好みやインテリアに合わせて選べるのが特徴です。
ルキットのバランスボールは、安定性が高く、初心者でも扱いやすい設計になっています。付属のエアポンプで簡単に膨らませることができ、収納時には空気を抜いてコンパクトにすることも可能です。
ニトリ
ニトリのバランスボールは、コストパフォーマンスの高さが魅力です。リーズナブルな価格でありながら、品質はしっかりと保証されています。
ニトリのバランスボールは、シンプルなデザインでどんな部屋にも合わせやすいです。耐荷重が高く、大人から子供まで安心して使用することができます。
ヨガディレクト(Yoga Direct)
ヨガディレクトのバランスボールは、ヨガやピラティスなどのエクササイズに特化した製品がラインナップされています。ヨガやピラティスを行う際の補助ツールとして、またはバランス感覚を養うためのツールとして使用されます。
ヨガディレクトのバランスボールは、滑りにくい素材を使用しているため、安全にエクササイズを行うことができます。表面には微細な凹凸があるため、安定感があります。
エアロマット(AeroMat)
エアロマットのバランスボールは、プロフェッショナルなエクササイズにも対応した高品質な製品が特徴です。エアロマットのバランスボールは、特に耐久性と安定性に優れています。
エアロマットのバランスボールは、他のブランドに比べて重量があるため、より高度なトレーニングにも対応しています。表面が滑りにくい加工が施されているため、安全にエクササイズを行うことができます。
企業名 | 創業年 | 理念 | 特徴 |
トレック(Trek) | 1976年 | 耐久性と快適さを追求 | PVC素材の使用、耐久性と肌触りの良さ、サイズ展開の豊富さ |
ルキット(Lookit) | 2003年 | デザイン性と機能性の両立 | カラーバリエーションの豊富さ、初心者でも扱いやすい設計、簡単に膨らませられて収納もコンパクト |
ニトリ | 1972年 | コストパフォーマンスの高さ | リーズナブルな価格、シンプルなデザイン、高い耐荷重 |
ヨガディレクト(Yoga Direct) | 1999年 | ヨガやピラティスなどのエクササイズに特化 | 滑りにくい素材の使用、安全にエクササイズができる、表面の微細な凹凸 |
エアロマット(AeroMat) | 1998年 | プロフェッショナルなエクササイズに対応 | 高品質な製品、耐久性と安定性、重量があり高度なトレーニングに対応、滑りにくい加工 |
バランスボールのよくある質問
バランスボールの適切なサイズ
バランスボールのサイズ選びは非常に重要です。サイズが合わないと、効果的なトレーニングができなかったり、逆に怪我の原因になることもあります。
適切なバランスボールのサイズは、あなたの身長によって異なります。身長150cm以下の方は45cm、150-165cmの方は55cm、165-185cmの方は65cm、185cm以上の方は75cmがおすすめです。
- 身長150cm以下:45cm
- 身長150-165cm:55cm
- 身長165-185cm:65cm
- 身長185cm以上:75cm
これは一般的な目安で、具体的なサイズは使用目的や体型によって微調整が必要な場合もあります。
バランスボールの材質選び
バランスボールの主な材質はPVC(ポリ塩化ビニル)が一般的です。PVCは耐久性があり、長期間使用できるため、バランスボールに適しています。
ただし、PVCは化学物質を含むため、無臭・無毒のもの、またはエコフレンドリーな素材を選ぶことをおすすめします。化学物質が含まれていると、使用中に体に悪影響を及ぼす可能性があります。
バランスボールの耐荷重
バランスボールの耐荷重は、あなたの体重や使用目的によります。一般的には、自分の体重の2倍以上の耐荷重があるものを選ぶと安心です。
例えば、体重60kgの人なら120kg以上の耐荷重があるバランスボールが適しています。これにより、激しいエクササイズを行っても破裂のリスクを最小限に抑えることができます。
バランスボールのブランド選び
バランスボールのブランドは多数あり、それぞれに特徴と強みがあります。どのブランドを選ぶかは、あなたのニーズや予算によります。
例えば、URBNFitやTrideerなどは耐久性と安全性に優れたバランスボールを提供しています。Gaiamはデザイン性の高いバランスボールを製造しています。これらのブランドは、多くのユーザーから高評価を得ています。
バランスボールの購入場所
バランスボールは、スポーツ用品店や大型家電量販店、ネット通販サイトなどで購入できます。
ネット通販の場合、商品の詳細情報やレビューを確認できるため、購入前の情報収集に役立ちます。価格比較も容易なため、予算に合わせて選ぶことができます。
バランスボールの選び方のまとめ
バランスボールを選ぶ際は、自身の体調や運動習慣、目的に合わせて選ぶことが重要です。以下に、バランスボールの選び方の要点をまとめます。
- サイズ:自分の身長に合わせて選び、正しい姿勢を保つことでトレーニング効果を最大限に引き出します。
- 材質:主に使用されているPVCは弾力性と耐久性に優れていますが、摩擦熱で破裂する可能性があるため、使用時のケアが必要です。
- 耐荷重:自分の体重だけでなく、トレーニング時に加わる重力も考慮に入れて、余裕を持った耐荷重の製品を選びます。
- 安定性:初心者や高齢者など、バランスを取るのが難しい方は、安定性の高いボールを選ぶと良いでしょう。
- 価格:自分の使用頻度や目的に合わせて、適切な価格の製品を選びます。
以上の5つのポイントを参考に、自分に最適なバランスボールを選びましょう。適切な使い方と定期的なメンテナンスを行うことで、バランスボールを長く安全に使用することができます。バランスボールは、適切に選び、正しく使用すれば、健康維持や筋力アップに大いに役立ちます。